クリーニング店の染み抜き道具

プロのクリーニング店では、シミを落す道具や機材、染み抜き剤が専用の物を使用しています。 ご家庭での染み抜きは、この専用の道具がないので、絶対に真似ができませんが・・・・・・ ここでは、一般的なクリーニング店の染み抜き方法をご紹介します。

プロの染み抜き道具

染み抜き機は、製造メーカーや機種によりさまざまです。 どのメーカーの染み抜き機も下部にバキューム（吸い込み）が付いており、染み抜きしたシミや汚れなどを下から吸い込みますので、輪ジミなどになりにくくしているのが特徴です。

下からバキュウームで 吸い込んで汚れが広がら ないようにしています	水に圧力や振動を与えて シミを除去する道具	溶剤などで圧力をかけ シミを落す道具

シミが酸化して、黄ばんだ（黄変）シミは、漂白処理を行わないと除去できません。

漂白処理時は、温度をかけて漂白します。その時に、シミに適度な温度（４０℃〜６０℃）をかける染み抜き機です。

ナイロン筆 シミに漂白剤を塗るときに使います	ヘラ シミ抜き剤をシミに浸透する ために使用します。 ご家庭でも使用できます。	ブラシ シミ部分をトントンたたいて 落しやすくします。 ご家庭では、歯ブラシで代用できます

ほとんどのクリーニング店は、染み抜きに上記等の専用の道具を使用して染み抜きを行います。

染み抜きには、繊維の種類や特徴、染色状況、種々な加工など衣類の特性とシミや汚れ具合を判断しシミを除去します。

上記のような道具を使用していないクリーニングもあり、染み抜き方法はクリーニング会社によってさまざまです。

染み抜き機を所有しないないクリーニング店もあり、染み抜きを全くしないお店も多数あるのが現状です。

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参考文献
・よくわかるクリーニング講座　ERC出版
　（財）全国生活衛生営業指導センター編著
・洗剤と洗浄の科学　　中西　茂子　著　コロナ出版
・石鹸・洗剤１００の知識　大巻健男　東京書籍

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