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ポリ塩化ビニルは、1931年にドイツで発明されました。
丈夫で耐薬品性がすぐれていますが耐熱性が低く、温度が60℃位から収縮するのでアイロンがけは、厳禁です。
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マイナスの静電気を帯電する性質があり、吸湿性が全くなく難燃性が特徴で、シンナーや除光液などで溶解します。また、ドライクリーニングをおこなうと可塑剤が流失し、効果してしまうのでドライクリーニングはできません。
肌着、ソックス、カーテン、カーペット、ロープ等に利用されています。
ポリプロピレンは、石油を精製して得られるプロピレンを重合してつくった繊維で、比重が0.91と水に浮き、繊維の中では最も軽いのが特徴です。
丈夫で、耐薬品性にすぐれ汚れがつきにくいなどの特性を生かしてカーペットやマットなどやロープなどの産業資材分野に使われています。
くつ下、肌着、水着、カーペット、マット、自動車用カーぺット等に使用されています。
ポリ塩化ビニルとポリビニルアルコールの2種類の合成繊維原料を成分とする繊維で、それらの中間的な性能をもっています。
難燃性で、柔らかく、保温性にすぐれ、適度な吸湿性がありますが、現在は生産されていません。
用途は、カーテン、カーペット、インテリア性品。
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アラミドは以前、ナイロンと同じポリアミド系合成繊維に分類されていましたが、品質表示法の見直しで、指定用語と認められました。
アラミドは、その成分によりパラ系とメタ系があり、パラ系は強力や弾力にすぐれていて引張り強さはナイロンの2.5倍の強さがあり、コンクリートやプラスチックの補強材や防弾チョッキなどに使われています。
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メタ系は、すぐれた難燃性を生かして消防服やレーシングスーツ、高温作業服などに使用されています。
参考文献 ・よくわかるクリーニング講座 ERC出版 (財)全国生活衛生営業指導センター編著 ・繊維製品の基礎知識 (社)日本衣料管理協会 ・繊維商品めんてなんす研究会 基礎化テキスト |
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