■サイト内情報
■サイト内情報
■おすすめリンク
|
|
最初に…
当ページで紹介している「ノロウイルス奮闘記」は2008年に前任の当サイト運営者の経験を記録したものとなります。少し情報が古い点もあるかもしれませんが、きっとお役立てる情報だと思います。一つの参考例としてノロウイルスでお困りの方に役立つ情報であれば幸いです。
『洗濯・染み抜きドットコム』管理人です。先日、小学生低学年の子供がノロウイルス?に感染しました。感染源は、どうやら小学校での感染らしいです。
ノロウイルスに感染し、子供は2日後には、ほぼ回復しましたが、二次感染が心配!
毎年、冬季にノロウイルスが流行っているとは聞いていましたが、実際に春に我が家で発生するとは思ってもみませんでした。
|
|
ノロウイルスの一番の心配は、二次感染!でもはじめに子供が嘔吐したときは、まさかノロウイルスに感染しているなんて思いません。風邪が原因と思っていました。
しかし、翌日に学校からのメールでノロウイルスの感染が流行っていることを知り、慌ててネットなどで情報を調べ、消毒などの対策をしました。幸い家族に二次感染が発生しませんでしたが…
|
|
|
もし、お子さんが嘔吐などをしたら、念のために「ノロウイルスかも?」と疑って対処するようにした方が無難です。
家族全員がノロウイルスに感染したら、本当に大変です。
そして、もしもの時に対処方法を知っていれば、対応が全然違ってきます。実際、私の子供は、家のあちこちで嘔吐をした時は二次感染を防止する消毒などの対応が分からず本当に大変でした。
|
また、行政のHPを調べると、ノロウイルスの消毒方法がマチマチで、どれが正しい情報なのか悩みました。(08年4月19日現在)
私と同じように、お子様がノロウイルスに感染した方に、少しでもお役立ちできればと思い、二次感染を防止する洗濯方法を中心に厚生労働省のノロウイルス対策などを参考に自分自身の洗濯経験を私感にまとめ記事にした次第です。
厳密には、子供がノロウイルスに感染したかは、調べていないので分かりませんが…
子供の症状と学校から集団ノロウイルスに感染したという情報から推察しました。
ほとんどの方は、まさか自分の子供がノロウイルスに掛かるなんて思っていないと思います。
でも、感染する時はいきなり嘔吐など症状がでます。
そんなときに困らないように、事前に対処方法を把握することをおすすめします。
【感染性胃腸炎 ノロウイルスについて】
ノロウイルスは、感染性胃腸炎を引き起こすウイルスの一種で、カキなどの貝類が原因で食中毒になるほか、感染した人の糞便や嘔吐物、あるいはそれらが乾燥したものから出る塵埃を吸い込み感染します。また、年間を通じて発生し、特に冬季に多発するそうです。
ノロウイルスに感染すると、1日~2日の潜伏期間後に、主に嘔吐、下痢、腹痛、発熱(37℃~38℃)し、1日~3日間これらの症状が続いた後、回復します。後遺症の心配もありません。
|
|
ノロウイルスは感染力が強いため、家庭内で二次感染を引き起こすことが多いので十分な注意が必要です。また、このノロウイルスの一番厄介な所は、普通の殺菌方法では死滅しないこと。
一般的な病原菌は、エタノールや逆性石鹸、もしくは衣類用の酸素系漂白剤(オキシドール)で死滅します。しかし、ノロウイルスはこれらの方法では死滅しないそうです。
このノロウイルスを死滅させるには、85℃以上の熱湯に1分間つけるか、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)を使用するしか方法はないそうです。
【二次感染を予防するには…】
|
|
私の場合、子供が感染したことで一番困ったことは、嘔吐物の処理でした。嘔吐したことによる子供の衣類はもちろん、シーツや枕、布団などにも嘔吐物がついてしまったからです。
この嘔吐物の処理方法を以下にまとめてみましたので、もし宜しければ参考にしてみて下さい。 |
嘔吐物などの処理方法の鉄則!
※この3つの事を徹底するのが大きなポイント!!
【消毒液の作り方】
ノロウイルスを死滅させるには、85℃以上の熱湯で1分間殺菌するか、次亜塩素酸ナトリウム溶液を使用する必要があります。
次亜塩素酸ナトリウムは、家庭用の塩素系漂白剤(ハイター、キッチンハイターなど)に使用されています。
*ワイドハイターは、「酸素系漂白剤」で「塩素系漂白剤」ではありません。
*塩素系漂白剤ならキッチン用・洗濯用のどちらを使用しても大丈夫です。
塩素系漂白剤について詳しくはこちら
塩素系漂白剤の注意事項(混ぜるな危険)はこちら |
|
衣類用 酸素系漂白剤 |
※塩素系漂白剤の使用濃度は、使用目的により違います。
私は嘔吐物に直接使用する場合は、塩素系漂白剤を50倍にうすめたものを使用しました。また、衣類やシーツなどを殺菌する場合やトイレの便座やトイレの取っ手などを消毒する場合は、塩素系漂白剤を250倍にうすめたものを使用しました。
行政のHPが、使用目的の濃度がマチマチだったので、私感で塩素系漂白剤の濃度を決めて使用しています(参考としてみて下さい)。
次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)の殺菌液作り方はこちら |
|
衣類用 塩素系漂白剤 |
【嘔吐物の処理方法】
|
|
嘔吐の処理は、乾かない内に素早く処理するようにします。
嘔吐などが乾いてしまうと、ノロウイルスが空気中に漂うことがあり、口に入って感染することがあるそうです。
周囲への二次感染も防ぐために敏速な行動が大切です
嘔吐物の処理方法はこちら
|
【トイレなどの殺菌方法】
|
|
ノロウイルスの感染は、嘔吐や糞便からの二次感染が一番確率が高いのでトイレの殺菌は重要です。
この場合は、汚れを取り除いてから塩素系漂白剤を250倍にうすめたものを沁み込ませた布などで拭きます。
トイレなどの殺菌方法はこちら
|
【下着や衣類の殺菌洗濯方法】
|
|
嘔吐物を片付けた時に使用した用具(雑巾)や嘔吐物が付着したシーツや下着などの衣類は、塩素系漂白剤を250倍にうすめたモノで浸けこみ漂白をします。
衣類の洗濯方法はこちら
|
【布団などの洗えないモノの殺菌洗濯方法】
|
|
今回は、布団や枕などにも嘔吐が付着しました。
シーツなどの洗濯できるモノならまだよいですが、洗えない枕や布団などの消毒はできません。
家庭で洗濯できないモノの消毒方法
|
今回のノロウイルスの記事は、厚生労働省のHPや格都道府県のHPを参考に、クリーニングのプロとして少しでもお役立ちできればと思い私感に感じたことも記載しています。
正直、各都道府県で記載されている消毒方法の濃度ががマチマチなので混乱しましたが、私感で行政のHPを参考に消毒処理を行いました(08年4月19日現在)。一応、この処理方法で我が家では二次感染は発生しませんでした。当ページの情報が、かつて私が経験したノロウィルスの苦労で悩まれてる方に少しでもお役にたつことが出来れば嬉しく思います。
※このページの情報は前任のサイト運営者によって作成されたノロウィルスの経験談です。参考になれば幸いです。
【参考・関連ページ】
|
|