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家庭で出来る防虫対策
防虫対策として、市販されている防虫剤を用いることが一般的です。この「防虫剤」はどれも同じという訳ではなく、それぞれに特徴があり、また使用上の注意があります。もし使用方法を誤ると大切にしている衣類をダメにしてしまう可能性もありますので注意が必要です。
一般的に販売されている防虫剤には、「パラジクロルベンゼン」「ナフタリン」「しょうのう」「ピレスロイド系」の4種類に分けられます。これらの防虫剤を2種類以上使用する場合は、その種類を必ず確認してください。
また、防虫対策には「クリーニング店」に出し防虫加工を依頼することも出来ますし、家庭で自ら加工することも出来ます。 |
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市販の防虫剤の注意点
市販の防虫剤は、気化(ガス化)し、収納ケースやクローゼットに充満して防虫効果を発揮します。50℃以上の高温になったり、2種類の防虫剤を一緒に入れるとガス状にならずに液体となって衣服にシミをつけることがあります。
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防虫剤のなかで一番早く効き目が広がるので、ウールなど虫のつきやすい衣類に適しています。ただし、効き目が早い分、効果も早くなくなります。防虫剤が気化するスピードが速いので、臭いも早く飛ぶのが特徴です。有効期間としては3ヶ月〜6ヶ月がい多い。 |
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ピレスロイド系の防虫剤以外の兼用はできません。また塩化ビニール製品やスチロール製品(装飾ボタン、帯止め、スパンコール、ビーズ類など)、金糸、銀糸、ラメ製品、人形類、合成皮革などへの使用も出来ません。 |
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効き目がゆっくりと持続するのが特徴で、出し入れの少ない衣類や、ひな人形などの防虫に適しています。有効期間としては12ヶ月が多い。
ピレスロイド系の防虫剤以外の兼用はできません。また、塩化ビニール製品の保管も×です。 |
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古くから使われている防虫剤。全ての衣類に使用でき(金糸・銀糸・金箔には直接触れないように)、着物の保管に最適です。また有効期間として6ヶ月が多い。
ピレスロイド系の防虫剤以外での兼用はできません。ご注意ください。
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ピレスロイド系は防虫剤特有のニオイがなく、衣類が無臭で保て、ほかの防虫剤と混ぜて使えるのが特徴です。また有効期間としては6ヶ月〜12ヶ月が多い。
銅を含む金属製品(真ちゅうのボタンなど)は避けた方が良いでしょう!また、臭いがないので交換次期を忘れがちになるので、この点には十分な注意が必要です。
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クリーニング店でも衣類の防虫加工が出来ます。ガス化しないので臭いも全く無く次のクリーニングまで半永久的に効果が持続する加工が出来る店、またはガス化タイプの加工を施している店とわかれます。加工方法に関しては受付で確認すると良いでしょう!
もし受付で確認した場合、受付のスタッフさんが「ガス化タイプかどうか分からない…」と言う場合は、ガス化タイプを使っているクリーニング店の可能性が高いです。
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一般的に市販されている「防虫剤」はクローゼットなど密閉しガス化させることにより、衣類を食べる害虫を寄せ付けなくさせる効果がありますが、衣類に直接加工する事により、ガス化ではなく、虫に衣類を食べ物と思わせなくする方法もあります。この方法は肌や人体にも安全で無臭、しかも加工は効果は次洗うまで半永久的に持続するので、とってもおすすめな防虫対策と言えます。
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